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見出しの影響力ってすごい


記事の見出しが往々にして、読者に「クリックしたい」「読みたい」と思わせるように作られています。研究結果が単純化されすぎているのはまだマシな方で、ひどい場合には、内容が誇張されていたり、歪められたりしています。

~BAD SCIENCE 本文より~


私自身も理学療法士として勉強をしていく中、情報過多なネット社会でどんな情報を選び、信じるか葛藤する日々を送っています。今回は私と同じ悩みを抱えるセラピストへ、見出しの影響力についてご紹介します!

 

テレビやネットではダイエット食品やサプリメントの広告でよく見かける「ほんまでっか?」なキャッチコピーをよく目にします。内容を見れば、ダイエットのビフォーアフター画像が加工されていたり、やけに褒めちぎるお客様の声が並んでいたり、、、

 

それと同様に、セラピストの周りにもたくさんの「ほんまでっか?」が溢れているように感じます。例えば「痛みの〇〇%は姿勢で治る」「腰痛はストレッチすれば治る」など、、、

一概に全てを否定するべきではないかと思いますが、万能の手技のごとく打ち出されている情報には要注意です!

 

特に一般向けの研究紹介記事タイトルは一文に内容をまとめつつ、専門用語などを使わずにわかりやすく伝えるため、情報を絞って記載されてあることが多いようです。そのため、受け手側がタイトルの情報を鵜呑みにしてしまうことがあります。まずは内容を読んでみることが重要です。

次回からは内容を見ていく上でのポイントを紹介していきます!